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ヘングレ公演をめぐる日記


by opera.sarranger

☆愛するみなさまへ☆

和音です☆
ヘングレ関係者のみなさま、本当にお疲れさまでした!!!

オケピにスタンウェイのセミコンが入ることになり、当日GPではじめてピアノちゃんがオケピに入り、配置はぶっつけ本番、しかも楽譜は照明の関係で何度も停電みたいに真っ暗になって・・・とにかく無事に終わることが出来てホッとしています。

実はとあるオケ練の日、何人かの制作さんにピアノ協奏曲みたいですね、と言われ、少し考え込んでいました。今回のピアノは足りない音を弾いたり等サポート的役割なはず・・・なのにそれって・・・。それから密かに気をつけてはいたのですが・・・ビデオが出来たら舞台の様子や器楽がうまく溶け合ってたかなとか、今後のためにも要チェックですね!

それにしても、みんなと出会えて私はとっても幸せでした☆
感謝の気持ちでいっぱいです!どうもありがとう!!!

思えば、ちょっとさかのぼって3月25日の卒業式。
学長のアリガタイけど入学式とほぼ一緒だよね?の長いお話のあと、母と食事してヘングレの稽古に遅刻・・・。
ごめんなさ~い!!!とドアを開けたら、みんなが、もう一回ドア開けて部屋に入ってくるところからやってって。何だろ何だろ?と思って言われるがままにもう一回ドアを開けると、この日の練習参加者のみんながアーチを作ってくれてたんです!修了組はくぐることになってたみたいで、出口ではアノ可愛いお花の冠☆嬉しかったヨ~♪

ホント、みんなのエネルギーにのんびり屋の私はいつも圧倒されてたかんじです。
それに、みんなほんとに多才!!!

さっきパソコンのメールを見たら、サランジェのメールが400通弱ありました。これからもまだまだ永遠に来る気がします。
私はもしかしてまだ夢の中にいて、そしてもうちょっとだけいたいのかもしれません・・・☆
# by opera.sarranger | 2005-04-03 01:50
TAUです。
本番が終わってバタバタしていたら、もう5日も経ってしまったとです。

サランジェの皆さん、遅ればせながら公演お疲れさまでした。
小島さん、みのりさんを始めとして、制作さん、裏方さん、本番はもとより、今まで本当にありがとうございました。参加してくれた子供達、ご協力いただいた保護者の皆様、富永さん、オーケストラの皆さん、ホール関係者の皆様、芸祭からいろいろとアドバイスをくださった先生方、キャストの皆さん、ありがとうございました。
そして、そして、観に来ていただいたたくさんのお客様、ありがとうございました。聞くところによると500人を越える来場者があったとのこと。嬉しいですね!!
他にもたくさんの方々の協力があって、この公演は無事に終えることができたのだと今改めて思います。皆様に心より感謝致します。


さて、私も本番当日について、振り返ってみようと思います♪

当日は12時半に楽屋入り。すでに8時(7時半!?)から楽屋入りをしているスタッフの皆さんが忙しそうに準備をしていおりました。スタッフ部屋をのぞくと、 
「つゆちゃ~ん、おはよぉ~!!!!!」 
みのりさんが変なテンションで迎えてくれました。それもそのはず、この公演のために、睡眠を削って働いてくれていたのです。あなたには、頭が上がりませんわ。そうそう、色っぽいあのお方もスッピンで働いておりました。頼もしいお姿でした。

本番にトラブルはつき物ですが、今回もいろいろありましたね。
当日予定していたリハが諸々の理由で急遽中止。今まで通して稽古することが少なかったためこれにはかなり不安を感じました。しかし、このおかげで本番は良い緊張感と集中力を持って進められたのではないでしょうか?さすがみんな舞台人。肝っ玉が大きい。

3幕初め、露の精登場のシーンでは子供達も練習の成果を発揮してくれていました。いつも子供達の動きが気になってしょうがなかったのだけど、今日は自分に集中できたわよ。前の晩、自ら制作した杖はキラキラ輝いていたかしら?そうそう、ティアラを持ってくるのを忘れて、ヘンゼルが持っていたネックレスで即席に作ってくれました。なかなか良かったでしょ!?意外とこの方器用なのよね。

さて自分の出番が終わると、小道具係に転身。本番前、客席から見たところ、お菓子の家がちょっと寂しく思えて壁にもお菓子を貼り付けることに。眠りの精とお父さん、まさのぶ君の4人で作業に取り掛かりました。まだまだ時間はあると余裕で作業していると、裏方さんから「もうすぐ幕が開きますよー!」との声。結局ビスケットを二つ貼り付けたところでそそくさと撤収。しかし、事を知らないまさのぶ君はまだ舞台の上に。声を出すこともできず、ジェスチャーで 「袖に入って~!!」と言っていたらようやく気づいてくれた。もう少しで客席にお披露目するところだったね・・・。危ない危ない。慌ててたから、あたし舞台上にガムテープを置いてきちゃいました。他のお菓子と同化してバームクーヘンにでも見えたかしら!?皆さん、お気づきでしたか??

楽屋に戻ってモニターで鑑賞。タロジーナはギャクもお客さんにウケて絶好調!子供達が踊るシーンはやっぱかわいかった~。いつもホウキをみんなとは逆に持って踊ってるY子ちゃん。本番も逆でした・・・。でもそれがかえって愛らしく、この子はおいしいところを持っていくなぁと感心しました。早着替えもみんな何なくこなせたね。偉い偉い!!

フィナーレも子供達は元気よく歌うことができました。それにしても、短い練習の中でみんなよく覚えたよね。感心です。今回子供達の成長ぶりには感激しました。前回に比べ低学年の子が多かったこの公演では、4年生以上はもうお姉さんとして小さいこの面倒を見てくれていました。前回甘えん坊だったMちゃんもフィナーレでどん帳が降りてくるシーンでは両脇の子の手を取って、ちゃ~んと安全なように気を配ってくれていたね。他にも私達のお手伝いをいろいろとしてくれた子がいて、嬉しかったです。ありがとう!

カーテンコールも練習したかいあって、うまくいきました。そう!『終わりよければ全てよし!』とのことで、今回のヘングレ公演、大成功と言っておきましょう。めでたし、めでたし☆

本番終わって、キャスト&制作&みのりさん、ゆうきくん、和音ちゃん、志穂、さゆちゃん、まさのぶくんと渋谷で打ちあがりました。夜公演だったため、関係者全員で打ち上げができなかったのが残念。子供達、お父様、お母様とも打ち上げできたらよかったのにね。K君のお父様の“冬ソナ”が聴きたかった!ちょっぴり心残り・・・。さて3月31日は志穂の誕生日だったので、打ち上げではMちゃん曰く “日付け変更線をまたいで” お祝いをしました。ロウソクを立てたバースディケーキとみんなのハッピーバースディの大合唱にご満悦の様子。今回彼女には本当にお世話になったので、私達からのき・も・ちです。ありがとう!もちろんあの時間から打ち上げだったので、誰も家には帰れず朝までオール。次の日、仕事でヘロヘロでしたわ・・・。

長々と書き連ねてしまいました。ここまで読んで下さった皆さん、ありがとう。本番は写真を撮っていないので字ばかりで読み辛らかったことでしょう。
公演、お疲れさまでした。_c0061935_114935.jpg
何にもないのもあれなので、本番でいただいたお花の写真を入れておきます。今さらながら携帯にPC用の撮影機能があることに気付いたあたし。写真がこんなに大きくなるなんて感激!ピンクのお花が可愛らしい。もうすっかり春ですね。桜も来週辺り見ごろを迎えるのでしょうか。お花見が待ち遠しい今日この頃です。

気が抜けて風邪なんか引かないでね。
またみなさんと舞台を共にできる日を楽しみにしております!

以上、TAU(露の精=えのもとまみ)がお伝えしました。

☆追伸☆
4月8日(金)に友人とジョイントリサイタルを開きます。詳しくはサランジェホームページ内の掲示板に投稿しておくので見てください。ご興味がある方は聴きにいらしてくださいね。
# by opera.sarranger | 2005-04-03 00:56

おつかれさまでした

こんにちは ゆずです。
昨日投稿してみたのですが、なぜかだめだったようで、もう一度挑戦してみます

みなさま 本当にお疲れさまでした。
開演からは、終わってしまうのはあっという間でしたが、舞台の余韻に浸る間もなく、バラシのお手伝いをしていました。
舞台というのは本当に非現実の世界で、つくっては壊すことの繰り返しなのだなぁと思いました。

今回の公演はまさにオペラ・サランジェの名の通り、やりくりオペラでしたね。
会計としては、本当はもっと好きなようにお金を使ってもらいたかったし、
ノルマも取り立てるようにして集めたくはなかったのですが、
支出が増える一方で広告やチケット収入がどんどん減っていった一時期
必死にならざるを得ませんでした。
おかげで家では不名誉なことに”お金の亡者”と呼ばれておりました。
今は笑って話せますが、小道具をとりに取手に行く時も、合唱団に宣伝に行く時も、問答無用で子供料金でした。ああ恥ずかしい

美術・照明・衣装・大道具・小道具の皆様、少ない予算の中でやりくりが本当に大変だったと思います。ご苦労さまでした。
舞台から「お金がもっとあればもっと色々なことができるし、したいのに...」
という声が聞こえてきたのは気のせいでしょうか?

でも、そんなハンディがありながらも、素晴らしい公演でしたね!
指揮、キャスト、裏方の皆様、またオケの皆様、本当に素晴らしかったです。
お疲れさまの二乗です。
練習もとても楽しかったのですが、本番もまた楽しくて、オケピットの中でときどき思わず口ずさんでいました。
今でも色々な場面を思い出して、笑ってしまいます。

本番では富永さんがすごい吸引力を持っていて、目が放せませんでした。
オケピの中で素晴らしい演奏を聴くことができて、こんなに幸運なことはなかったです
観に来た母も、キャストの皆さんが本当にうまいね〜と心から感嘆していました。

会計の話...公演当日は、現金50万円持参で劇場にいき、帰りも半分意識がなくなりながら30万円ほどを持ち帰りました。
帰りは眠気と疲れ、プラスお酒を飲んでいたため足がふらふらで、山手線の中で2度ほど崩れ落ちそうになったことをぼんやり覚えています。
無事にお金を持ち帰ることができて、何はともあれほっとしました。
あまり期待はできませんが、決算報告を近々出しますので、楽しみにしていてくださいね!
頼りにならない会計&制作でしたが、今までおつきあいくださってどうもありがとうございました。このオペラに関わることができて本当に良かったと思っています。
ありがとうございました

最後に、小島さんお疲れさまでした! お世話になりました。オケの方にいってしまったりして、ご迷惑をおかけしました。

では皆様ごゆっくりおやすみください。
# by opera.sarranger | 2005-04-02 22:23

祭りの後

一の蔵です。
本番が終わって、打ち上げが終わって、元の生活に戻るまでちょっと時間がかかってしまいました。
さて、私の視点から公演当日を振り返ってみたいと思います。

まずは制作さん裏方さん、朝はやーーーーくからいろいろいろいろ準備を進めてくれました!残念ながら載せる写真がなくて申し訳ない・・・皆本当にお疲れ様なのです!

我々キャストはちょいと遅れて午後1時に楽屋入り、私めは更にちょいと遅れて楽屋入りしました。場当たり、練習を済ませると急いでメイクと食事にかかります。一度ホールでリハをした時に本番同様の扮装をしたので、皆ちょっと慣れていたかな?
では、皆の扮装をお見せしましょう!

まずは主役一家です。

祭りの後_c0061935_19552594.jpg




これは休憩時間に撮ったのかな・・・父ちゃんが既に酔っ払っています。
さて続いては魔女メイクシーン♪

祭りの後_c0061935_19564786.jpg





この見事な母ちゃんの仕事っぷり!後ろの父ちゃんも驚いています。魔女さん髪の毛にもラメがついてとってもゴージャスです。カーテンコールでは○角散を吹いての健闘ぶりに一同脱帽です。本当にお疲れ様!

続いては~

祭りの後_c0061935_19592721.jpg





二人の子どもに挟まれたこの美しい人は誰でしょう???
という冗談はさておき、ヘングレ+眠りの精です。下の投稿にもあるように、本番ではちょっとしたハプニングでグレーテルに毛布をかけてあげることができなかったんだよね。しかもssstを言いながら紙ふぶきを撒くという慣れないことをしようとして、結局緊張のあまり半分しか撒けなかったり、挙句に歌詞を間違(以下省略)ムニャムニャということがあったりして、「ごめんなさい」と言い捨てて半分呆然としたまま舞台を去った眠りの精でした。とほ。

気をとりなおして、次はこのお方!

祭りの後_c0061935_2052575.jpg露の精さんです!美しい~
今回はかわいい助手達を従えての登場でしたね。感想はいかがでしたか?詳しくは後日露の精さんの投稿を待ちましょう!そういえば眠りの精の衣装に使った袋と、撒いた金銀の紙は露の精さんからのプレゼント(?)だったのです。ありがとう~




舞台の写真がないのが残念・・・皆ほんとうに素敵でした!自画自賛したくなるくらい良い舞台だったと思います。お花を抱えて嬉しそうな終演後の二人もお見せします!

祭りの後_c0061935_20124315.jpg祭りの後_c0061935_20125842.jpg




そして延々と続いた打ち上げの写真も載せちゃいます。

祭りの後_c0061935_2015227.jpg


写真だらけの投稿になっちゃったけど、公演当日の雰囲気が少しでも伝わったかな?ではでは、続々と続く(はずの)他の皆の投稿に期待しつつ、以上一の蔵でした。
# by opera.sarranger | 2005-04-01 20:16
チロルです。

いつも舞台が終わると思います。
つい昨日のことなのに、はるか昔の夢のことのようになってしまう本番。
昨日まで嫌というほど(もちろん嫌じゃなかったけどネ)、毎日顔を突き合わせていたのに、
今後はまた別々の生活が待っていて、すでに今日から進み始めていて、チロルも2@歳のオトナの女として、生まれ変わった・・・もとい、あるべき姿に戻ったのでした。

でもたしかに昨日公演したんだよね~ 写真あるもん。
みの、トミー、コジコジ、裏方スタッフさん、制作さん、オケの皆さん、アルゴン社様、子供達、ホールの皆さん、フジテレビの方、ご来場くださったお客様、ここに書ききれないお世話になった皆様・・・そしてキャスト。みんなお疲れ様でした。どうもありがとう!!!

にしても、本番の日もハプニング続出。
実は私、GPが場当たりになることはどこかで覚悟はしていたのだ・・・。
しかし、「GPにうまくいってしまった時ほど本番が危険」というのが舞台の常識。だからかえってよかったのかもよ?みのり様発行の昨日の合言葉『臨機応変』通りに、ぶっつけ本番なことがあちらにもこちらにも、ポロポロリ・・・。
でもね、お客様にはそんなことは気にならず結構楽しんでいただけたと思うのよ。本番はいい流れだったし、照明や字幕はタイミングもばっちり効果的で楽しかったと評判です。


いくつか私関係の“今だから笑えるエピソード”をご紹介☆


♪つぼ♪

GPではお母様のカメハメハで「凹んだ」つぼ。序曲でチロルが持った時にはヒンヤリしておりました。見た感じはあまり変わってないのに、小道具のマサノブ氏は絶対割れると自信たっぷり。どうやら短い間に細工したらしい。
さて、問題のシーン!!お母様の巨大な泡だて器におそらく会場中の視線が注目。
がしゃ~ん!!!!   見事、つぼは美しく、かつ激しく4分割に。
お母様は本当にビックリで大きな目がこぼれ落ちそうだったし、お兄ちゃんは本気で大笑い。(舞台袖ではお父様は「あんな大きな破片を無視できないかも・・・」と不安になっていた模様。)そして、笑っちゃいけないチロルは必死で泣き顔を作り(ヘンゼル曰く、「あまりに酷い顔」だったらしい)、本気で泣いて・・・HEXEのように黒いを流したのでした・・・。

その後、短い間にメイクの直しであたふたしていたことはいうまでもありません。



♪岩♪

1幕終了後、舞台は緞帳がしまり、暗転で真っ暗に。
大道具さんたちは大急ぎで転換開始!・・・と思いきや、向かったのは2幕では使わない仕切り幕の後ろ。慌てて直後に歌うことも本番中なのも忘れ、「誰か転換~!!!」と叫んでみても答える者はなく、仕方なくペーター一家とマサノブ氏で岩を運ぶことに・・・。
でも裏方さんを責められません。お菓子の家のセット組むのに時間がかかるから、それに一刻も早く取り掛かろうと一生懸命だったんですよね。

ところが私、その時、あとでヘングレの毛布となる部分が下敷きになっていないか点検しなかったんだな。GP時点で「グレ側の毛布は足りないからヘンの方で二人仲良く寝る」ことに変更になったため、我ら兄妹はお互いの鼻息(?)が感じられるほど近づいて眠った・・・はずなのに、あやや、足りない。 結果、何人ものお客様に「どうしてグレーテルは毛布をかけてもらえなかったの?」と聞かれる羽目に。  寒いよ。。。



♪え~るだぁ~♪

ヘングレの質問にエコーが答え、二人が恐怖感を募らせる緊張感溢れる大事な場面。
ヘンの問いに子供達の合唱が答え、怯えるグレになりきった私が静寂の中、次の質問をしようとしたその時!! 「おねえちゃんのこえだぁ~」  客席からキャワいい声が・・・。
ぎょっとして、最初の言葉が*@%&#となってしまった。 
・・・嗚呼、一瞬ひるんでしまった自分が口惜しい。



♪魔女のお菓子♪

フィナーレで上から出てくるはずだった魔女のお菓子。結局GP後に使わないことになった。
子供たちの歓声を、客席にいるお父さんお母さんをみつけたことにしよう!と演出を急遽変更。これぞ、ぶっつけ本番。
しかし、子供達は無事演じきってくれました。 Bravissimi!!でしたョ☆
むしろそっちの方がやりやすかったかな?



なお、この場をお借りして、一言お詫び。
終演後、楽屋前でメイクを取りかけた私と記念撮影してくれた子供達、
あまりに取りかけでした。アイメイクがまるでけんかで負けたのび太君みたいな状態だったし、そばかすも中途半端につきっぱなし。 唖然としました。ごめんちゃい。
さいたま芸術劇場の想い出・・・_c0061935_3525364.jpg

キャスト集合。ボケボケだけど、雰囲気だけでもわかるかな。
# by opera.sarranger | 2005-04-01 04:04